青汁で体調不良に?注意した方が良い人とそうでない人を徹底比較

青汁で体調不良に?注意した方が良い人とそうでない人を徹底比較

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2018.06.21

そもそも、なぜ青汁は健康にいいの?

青汁の材料はどんなもの?

健康食品の代表とも言える青汁。その見た目だけでも健康に良さそうな気がしてきますが、実際のところ、どうして体にいいとされているのでしょうか。その秘密は原材料にあります。特に有名なのが、ケールというあまり聞きなれない名前の緑黄色野菜。青汁が誕生した当初から使われている、最も有名な材料です。

ケールの特徴はとにかく栄養価が高いこと!地中海沿岸で生まれ、太陽の光をいっぱいに受けて育つケールには様々な栄養が含まれています。特に各種ビタミンの含有量は緑黄色野菜でもトップクラス。巷ではいつものサラダにケールを加えるだけで栄養不足を解消できるとまで言われる凄い野菜です。

そんなケールを中心に、大麦若葉や明日葉、桑の葉、クマザサなど、栄養豊富な材料をこれでもかと一杯の中に詰め込んだものが青汁なんですね。

どんな人に効果がある?

そんな栄養豊富な材料から作られている青汁ですから、とにかく野菜不足の人におすすめです。国の推奨する野菜の一日の摂取量は350グラムと言われていますが、毎日この量を充分に摂れる人はそう多くありません。食生活が欧米型に変化しつつあると言われる現代人ならなおさらです。

そこを豊富な栄養素でたっぷりと補える、青汁とはそんな存在なのです。つまり、全ての現代人におすすめしたい飲み物ということですね。栄養が偏っている人や、最近身体の調子が悪いと思っている人には特におすすめで、目に見えてわかるような身体の変化も十分に期待できます。

是非とも今日からみんなに飲んで欲しい青汁ですが、残念ながら誰もが飲んでも大丈夫な飲み物ではありません。青汁を飲んで体調不良になってしまうような、青汁を飲むのに適さない方も一部いるのです。

青汁で体調不良になるケースとは?

栄養こそが危険?青汁の落とし穴

一つ事例をご紹介します。2017年の1月、50代女性が粉末の青汁を飲んだ2週間後に頭痛や寒気を訴えて1カ月以上も入院をしました。その方は青汁を一度しか飲んでいなかったとのこと。青汁はあくまで健康食品の為、薬のような副作用はありません。栄養価の高い野菜をふんだんに使用してあるだけなのですから当然ではあります。

ですが、その高い栄養価が逆に体調に悪影響を及ぼすこともあるのです。特に懸念されるのが過剰摂取。どんなに体に良いとされる栄養も、摂りすぎれば悪影響を及ぼす恐れがあります。ここでは、一例として代表的な栄養素についてご紹介いたします。

食物繊維

食物繊維と言えば、腸の機能を整えることで便秘解消に役立つと言われている成分。胃の中で膨らんで満腹感を維持してくれる効果もあり、ダイエットにも最適な成分です。その他にも、肥満や糖尿病、動脈硬化や大腸がんにも効果があるとされています。

青汁の材料ではケールや明日葉などにふんだんに含まれており、お通じをよくするためには非常に効果的なのですが、過剰摂取することにより逆にお通じが良くなりすぎて下痢や腹痛の原因となってしまう事があります。

脂溶性ビタミン

青汁にも豊富に含まれるビタミンは、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンの2種類に分類することが出来ます。どちらも体の機能を維持したり、調子を整えるには必須の栄養素ですが、過剰摂取することによって悪影響を及ぼすことが懸念されます

水溶性ビタミンは過剰摂取しても体外に排出されるため問題はありませんが、脂溶性ビタミンは過剰摂取した分も体内に蓄積されるため、頭痛や吐き気、下痢に皮膚の荒れといった症状が出る恐れがあります。また将来的には骨粗しょう症や肝機能障害を起こす可能性もあります。

脂溶性ビタミンに当たるのはビタミンA、D、E、Kの4種類です。

ミネラル

ビタミンと同じく青汁に豊富に含まれる鉄分や亜鉛、カルシウムといった各種ミネラルには、体の調子を整えるほか、骨や筋肉などを作ったり、代謝を促進したりする効果があります。しかし、過剰摂取が危険なのはやはり同じです。鉄分は吐き気や肝臓障害を引き起こし、亜鉛は賢臓の障害や神経症など、カルシウムは血管へダメージを与える可能性があります。

シュウ酸

一部の野菜に含まれるシュウ酸は、過剰に摂取することで結石の原因になると考えられています。青汁も野菜を絞って作られた飲み物の為、シュウ酸を多く含んだ材料も入っています。材料によって含有量はまちまちな為、青汁を選ぶ際は使われている材料や栄養素をしっかりと比較して購入することをお勧めします。

こんな人は要注意!青汁に向かない体質とは?

また、栄養の過剰摂取以外にも、青汁を飲むことで悪影響を起こす原因はあります。飲む人の体質です。青汁は栄養豊富な飲み物だからこそ、体質的に合わないという方が出てくるのも事実。人によっては極めてリスクが高いという事も。ここでは複数のケースをご紹介いたします。

アレルギーのある人

青汁はあくまで食品ですから、アレルギー体質の方に悪影響を及ぼす可能性はあります。青汁に含まれる原料の中で特に危険性の高いものは果物です。青汁は主に野菜を多く絞った飲み物ですが、製品によっては味を調えたり栄養バランスを良くしたりする目的で果物を使ったものもあります。そのため果物にアレルギーのある方は注意が必要です。

その一方で、ミネラルによる免疫力向上によって青汁でアレルギー体質を改善できるという話もあります。自分のアレルギーの原因が何なのか見極めつつ、うまく活用したいところです。

ワーファリンを使っている方

ワーファリンとは、静脈血栓症や心筋梗塞症などの予防や治療に使われる、血液の凝固を防ぐ為の薬です。

青汁に向かない理由はビタミンKの存在です。ビタミンKは血液に働きかけて血を凝結させる栄養素。無くてはならない栄養素ではあるのですが、そもそもワーファリンがビタミンKの働きを抑える薬な為、青汁を飲むことによって薬の効果を阻害する恐れがあるのです。

お互いの効果を打ち消し合ってしまい、正しくワーファリン効果を得ることが出来なくなってしまうため、服用中の青汁は控えた方が良いでしょう。こういった薬と食品の栄養素がお互いの効果を打ち消してしまうパターンは意外と多いので、薬を服用する際はお医者様とよく相談する事が必要です。

腎臓が悪い方

青汁に含まれるミネラルの一つであるマグネシウムは、骨や歯の形成に大きく関わり身体の機能にも必要な必須元素ですが、過剰摂取で高マグネシウム血症を引き起こす可能性があります。

健康な人なら過剰摂取しても体外に排出されるため問題ありませんが、腎臓が悪い方は上手く排出することが出来ないのです。高マグネシウム血症の症状は倦怠感や筋力低下、嘔吐の他に徐脈性不整脈などもあり、場合によっては死亡することもある為、注意が必要です。

青汁を飲むときに注意したいこと

ここまで、青汁を飲むことによって引き起こされる体調不良についてお話してきましたが、ここでお話ししてきたのはあくまで最悪の場合です。決められたとおりの適量を摂取することさえ心がければ心配いらないようなことがほとんどと言えます。最も大切なのは適量を心がける、という事です。

どんなに体に良い栄養でも、摂りすぎたら悪影響が出るという事は青汁に限った話ではありません。先ほどもお話しした通り、青汁というのは健康食品であり、薬品ではありません。副作用なども特に無いものですので、あまり気負いすぎず、毎日の健康に役立ててもいいかもしれません。

どうしても心配だという方は、材料表示を確認しながら、上でお話しした成分などに少し気を付ける。お医者様に相談することなどがおすすめです。特に腎臓が良くない方は要注意でしょうか。青汁に限らず、何事も正しい量を正しく摂る。それが健康への近道です。

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