牛乳やプロテインで効果的に?青汁と混ぜるおすすめ食品を徹底比較

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2018.06.21

水に溶かすだけではもったいない?

手軽に栄養をたっぷりと補給し、野菜不足の解消にも適している青汁。現在は水に溶かして飲む粉末タイプが主流ですが、やはりそのまま飲むのは苦手とする方もいます。もともと青汁はまずさで話題になった飲み物です。青汁の代表的な原料であるケールは、ビタミンを中心に栄養豊富で緑黄色野菜の王様といわれることもありますが、その分味わいに難があります。そのままではなかなか摂取することが難しい食品です。

最近は大麦若葉主体の青汁など、飲みやすさを売りにした商品も多くありますが、それでも美味しいと言い切れるものはあまり多くないのが現実です。そこでおすすめしたいのが、青汁単体をそのまま水で溶かすのではなく何かと混ぜて飲む方法。

青汁特有のまずさを和らげる意味もありますが、中には混ぜることで青汁の効果をより高めるものもあるのです。本日はそれらの中から、牛乳とプロテインという2種類の食品と青汁との相性についてご紹介いたします。

青汁を牛乳と混ぜて飲む

牛乳はいわずと知れた牛の乳汁です。イメージとして代表的な物はカルシウムでしょうか。それ以外にも、タンパク質や炭水化物、脂質などの3大栄養素をそなえ、ミネラルやビタミンなども多く含まれています。人が生きていくのに必要な栄養素をたっぷりと含んだ、凄い飲み物なのです。

青汁と並ぶほどに栄養価の高い飲み物ですから、一緒に飲めばその効果は絶大です。青汁と牛乳の組み合わせは、特に体に良いといわれているほど。そんな青汁ミルクの凄さを一つひとつご紹介いたします。

カルシウムの吸収効率を上げる

牛乳はカルシウムのイメージが強い飲み物ですが、実はカルシウムそのものの含有量よりも、カゼインや乳糖といった栄養素の働きによるカルシウムの吸収率の高さこそが最大の特徴なのです。単純なカルシウムの含有量ならば小魚などの方が優れていますが、特にお子様に牛乳が推奨されているのはこれも理由の一つ。結果としてカルシウムを摂るのに最適な飲み物だといわれています。

そして青汁です。青汁には主要な原材料であるケールや大麦若葉に、カルシウムが豊富に含まれています。これを一緒に飲んだらどうなるかというと、青汁をそのまま飲むよりも効率的にカルシウムを補給できるのです。カルシウムは骨や歯を作るための大切なミネラル。小さいお子様はもちろん、大人にも必要な栄養素ですので大きな効果を期待できます。

血液を改善する

青汁には血中コレステロールを下げたり、血管の硬化を予防したりする効果があります。また、牛乳に含まれるタンパク質は筋肉に作用するため、血行を促進する効果があります。青汁と牛乳、2つの効果が相乗的に作用することで血液改善に繋がるのです。

また、先ほど紹介した牛乳に含まれるカゼインや乳糖は、カルシウムだけでなく青汁に含まれるカリウムにも作用します。カリウムは血液に作用する効果があるため、さらに血液改善に役立ちます。

便秘解消

青汁に含まれる食物繊維は、腸の蠕動を促し、便秘解消に効果のある成分です。これだけでも十分な効果は期待できますが、更に牛乳に含まれるラクトースやオリゴ糖の働きによって、整腸作用ももたらしてくれます。もともと効果の高い二つの飲み物を掛け合わせるため、便秘解消には最適です。

ダイエットの補助

青汁に含まれる酵素、牛乳に含まれるビタミンB群は、それぞれが基礎代謝を上げる効果をもっています。健康的なダイエットには基礎代謝を上げるのが一番とはよくいわれることで、脂肪を燃焼しやすい身体にしてくれる作用があるのです。

また、青汁に含まれる食物繊維は水分を取り入れることで膨らむ性質があります。つまり、お腹にたまりやすいということです。その他にも牛乳に含まれるタンパク質にも満腹感を与える性質があり、間食を減らす効果を期待できます。

味わい

どうしてもまずいイメージから手を出しづらい青汁ですが、牛乳を混ぜることによって味わいをマイルドにし、飲みやすくすることができます。青汁の種類によっては抹茶ラテのように楽しめるものもあるほど。商品によって違いはあるものの、青汁単体で飲むよりは飲みやすい傾向が強いでしょう。

青汁とプロテインを混ぜて飲む

プロテインとは、タンパク質を主成分に必須アミノ酸を配合した粉末状の健康食品です。主にアスリートやボディビルダーが筋肉を作るために飲むものですが、高タンパク食品ということで一般の人の身体づくりにも適しています。

プロテインの摂取の仕方は、粉末を水などに溶かして飲むこと。つまり青汁と一緒なのです。そんな縁もあってか、青汁とプロテインを一緒に混ぜて飲むという人も。果たして、青汁とプロテインを一緒に摂取することは意味があるのでしょうか。牛乳のように効果を高めることができるのでしょうか。ご紹介いたします。

プロテインと青汁を一緒に飲んでも大丈夫?

青汁とプロテイン、お互いに粉末状の健康食品です。牛乳と違い一緒に飲むことに不安を感じたり、栄養の過剰摂取になって悪影響が出たりしないかという疑問に対しては、全く問題ないという答えになります。プロテインはタンパク質とアミノ酸、青汁はビタミンやミネラルに食物繊維と、含まれている栄養が全く違うためです。

また、粉末状なこともあり特にプロテインは薬品のようなイメージを持たれてしまいがちですが、青汁と同じくあくまで健康食品です。副作用も無ければ飲み合わせが悪いということもなく、安心して飲むことができます。

タンパク質の代謝を高める

青汁に含まれるビタミンB6には、タンパク質の代謝をサポートしてくれる効果があるといわれています。プロテインはとにかくタンパク質が主体の食品ですので、体を作るという効果を高める側面はあるといえます。

また、青汁に含まれる各種ミネラルには、筋肉の回復や健康を保つことに効果があるものも存在するため、プロテインを補助するための一定の効果は期待できます。しかし、先ほども話した通り、あくまでプロテインはタンパク質。牛乳と一緒に飲むときのような、さまざまな効果は期待できないようです。

味わい

そんな青汁とプロテインの組み合わせで、最も効果があるとされるのがこちらです。青汁とプロテインは、お互いに長年まずいイメージを持たれてきました。青汁も大麦若葉を多く使ったものなど味わいに対する取り組みを行ってきましたが、その上を行っていたのがプロテイン。

現在のプロテインは、果物味やココア味など飲みやすさにこだわって味付けを工夫しているのです。そこで、未だに苦手な人も多い青汁です。飲みやすいプロテインに混ぜることによって、青汁のまずさを打ち消し、美味しく飲めるようにする効果があります。

つまり、青汁とプロテインを一緒に飲む最大のメリットは、プロテインを使用している人が栄養満点の青汁を美味しく飲むためという点なのです。プロテインは日常的に運動しない人が飲んだ場合に肥満に繋がる可能性があります。普段摂取していない人が無理に青汁と混ぜる必要はないかもしれません。

青汁と混ぜるおすすめ食品まとめ

牛乳とプロテイン、2つを比較しても青汁と一緒に飲む目的や効果が全く違うということがお分かりいただけたと思います。

栄養をしっかり摂り、相互作用で更に効果を高めることを意識した牛乳と、普段から摂取している人が美味しく青汁を摂るために混ぜるプロテイン。しかし、どちらにも共通しているのは、青汁という栄養満点の飲み物をしっかりと摂りたいという思いです。

今回は代表的な物をピックアップしてご紹介しましたが、他にも青汁を美味しく効果的に摂る方法はありますから、色々と試してみることをおすすめします。

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