気になる青汁の水分量で効果に違いはある?検証した結果とは

青汁の適切な量は

青汁はバランスの良い栄養素が豊富で身体にいいのですが、飲む量や水などで割る時の分量とかで悩む人もいるでしょう。青汁の適正量は、メーカーによって多少違ってくるようですが、1日にだいたい1~2包を飲むのが適正量です。

つまり1日に飲む量はコップに1杯~2杯が適量だといえそうです。また、飲み過ぎによるデメリットはどんなものがあるのでしょうか?青汁について良く書かれている内容に、飲めば飲んだだけ栄養を体内に吸収できるわけではなく、適量以上飲んでも効果は変わらないというものです。

青汁はいくら身体に良いからといって、1日に何杯も飲んで良いということではないのです。そもそも栄養というのは、まとめて摂取しても身体に溜める事ができないようになっています。飲み過ぎた青汁は、吸収されないまま体外に排出されてしまいますから、過剰摂取した青汁の成分は尿となって出て行くだけです。

過剰に摂取した場合の身体への影響

お腹がゆるくなる

青汁は食物繊維が豊富ですから、過剰に摂取することで下痢になってしまうというデメリットがあります。青汁の中の食物繊維を過剰に摂ることで、腸のぜんどう運動が活発になり過ぎて、お腹がゆるくなってしまうことになりますから注意が必要です。

高カリウム血症

その他に青汁の過剰摂取で気をつけなければならないのが、腎臓に疾患のある人などで「高カリウム血症」という症状が出てしまう可能性がある場合です。青汁にはカリウムという成分が豊富で栄養価が高いのですが、青汁を過剰摂取することでカリウムも過剰になってしまい腎臓に負担がかかる結果となります。カリウムはミネラルの一種であり、塩分と一緒に細胞の浸透圧をコントロールします。

ですから体内の塩分が多くなると、この塩分を排出する役目をします。「むくみ」は女性に多いのですが、これは身体の中の水分がたまっている状態です。ですから青汁の中のカリウムを摂取することで身体の中の余分な水分を排出してくれます。つまり青汁はカリウムによる利尿効果があるということです。

しかし、それも適量な場合ですから過剰に青汁を飲むことで利尿効果が高くなり過ぎて、身体が水分不足の状態になってしまいます。夏場の水分不足は熱中症にもなりかねません。水分の排出は排尿や汗、呼吸などで行われますが、排出した分は水分補給しなければいけません。青汁に含まれるビタミンKの過剰摂取によって血液が固まりやすなります。

日頃から血栓の予防で血栓治療薬を飲んでいる人はその薬の効果が相殺されてしまうことになります。ですからこのような疾患を抱えている人は青汁を飲む前に医師に相談したうえで、青汁を飲んで大丈夫かを確認する必要があります。その結果によって青汁は飲めないという判断になるかもしれません。

アレルギー反応

それから最後に、青汁の過剰摂取によって身体にアレルギー反応に近い症状が出てしまうこともあります。その症状とは主に「かゆみ」だったり「だるさ」といった症状です。これは急激な栄養素の摂取によって、身体が驚いて過剰に反応してしまっているということです。そのまま飲み続けてしまうことで、青汁のアレルギーにもなりかねません。

このアレルギー反応は白米をずっと食べていた人が急に玄米食に変えた時に出る、じんましんなどと同じ反応です。アレルギーは、それまでよりも急に栄養価の高い食べ物を食べる事による身体の反応ですが、青汁は野菜の成分や栄養素が豊富なためにこのような反応が出てしまいます。

それらの反応の多くは、青汁の過剰な摂取から起こるものですから、そういったリスクを回避するためにも、青汁は適正量を守って飲むことが大切です。また最初の飲み始めの時期はまず、少量から始めてみるのがいいかもしれません。人によっては適正量でもアレルギー反応が出てしまうかもしれませんし、小さいお子さんが飲む場合も最初は少量から始めるのがいいでしょう。

青汁を飲む時の適切な水分量とは

メーカー推奨の水分量と効果の違い

次に青汁を飲むときに、水分量の問題がでてきます。青汁そのものの量は各メーカーでそれほど差がないようですが、推奨する水分量というのがあって○○ml~○○mlといったように水分量に幅を持たせているケースも多いようです。実際に各メーカーや商品でも青汁1包に対してどれくらいの水分がいいとか微妙に違っているようです。青汁の量はだいたい3g~4gですが大半は3gほどです。

メーカーによって違うものの青汁3gに水分量が100mlというのが一般的なようです。では、100mlの水とはどれくらいかというと、コップ1杯がおよそ200ml~250mlですから、普通のコップだとだいたいコップの半分くらいです。マグカップなどの大きめのコップだと、半分より少なめになるでしょう。

ただ、メーカーによっては水分量に違いがあります。特に悩んでしまうのが100ml~150mlとか100ml~200mlといった推奨水分量が書かれている場合ではないでしょうか。同じ3gの青汁に対して、水分量では最小量が100mlで最大量が300mlという違いがあります。

はたして水分量の違いで効果が違ってきたりするのでしょうか?薄いと飲みやすいかもしれませんが、効果が下がってしまっては意味がありません。メーカーの説明では青汁は飲む人によって、飲みやすいように水分量を調整しても大丈夫であり、効果には影響ないということです。

自分に合った水分量でOK

つまり一定量の青汁の量による栄養についても効果についても水分量では変化がないということです。あまり神経質にならずに、自分に合った飲みやすい水分量で飲めばいいということになるでしょう。もし青汁の味が苦手で水分を多めにして飲みたいという人は、多めにした水分量でも全く問題ないということです。

あるメーカーの青汁で推奨水分量の青汁と、その推奨水分量の約2倍の量の青汁ではどのくらいの味の違いがあるのか試した結果がありました。そのような結果は味を数値的に出すのは難しく、飲んだ人の感覚でしかなかなか分からないのですが、おいしさとかはほとんど変わらず多少薄くなったものの、物足りなさも感じなかったということです。

青汁の味や成分には、もともとしっかとした濃さがあるのかもしれません。また、最近乳酸菌の入った青汁も発売されていますが、この乳酸菌入りの青汁の場合だとさらに水分量を増やしてもおいしさは変わらず、水分量が多い方が飲みやすいという人もいるようです。乳酸菌入りの青汁の他にフルーツ味の青汁もありますが、このフルーツ青汁だと少し濃い目の味の方が好きだという人もいるようです。

また、人によっては青汁を多めの水分で飲みたいという人もいますが、その場合でも水分量だけ増やして青汁の量は増やさないことです。青汁の過剰摂取は既に書いているとおり、腸の動きが活発になってお腹がゆるくなったり、「高カリウム血症」の原因にもなりますから、注意が必要です。

どんな青汁もほぼその栄養価が変わらないということですから、基本的に飲みやすい水分量で飲めば良いということになります。ただ、あまり水分量が少ないと喉に詰まってしまいますから、極端に少ない量は避けた方がよいかもしれません。

自分の好きな味で長く飲み続ける

青汁を使ったレシピなどもありますが、単純に牛乳や豆乳で青汁を溶かした飲み方もあります。特に青汁と豆乳の両方の栄養価が一度に摂取できる青汁の豆乳割りは、青汁の味がかなり抑えられて豆乳の味が上回ります。もともと青汁の味が好きだという人にはあまり向かないかもしれませんが、青汁の味よりも豆乳の味が好きだという人には向いているかもしれません。

青汁は飲み過ぎに気をつけなければいけません。しかし水分量についてはあまり気にせずに自分に合った量で飲んで、毎日飲み続けていけるように工夫するのが良いでしょう。

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